【件 名】 『認知症(備え)どんぐりカフェ』第45回
【日 時】 令和3年7月20日(第三火曜日)13時半〜15時10分
【会 場】 荏田南三丁目自治会館
【出 席】 15名(有料13名)
【幹 事】 佐藤 寛(代表)
都筑区内で8番目に設置された区内最小の認知症(備え)カフェです。横浜市内で最
も早く開設された『ほほえみ交流カフェ』のサテライトです。コロナ禍により、参加
人数を当初の半分の15名に絞って、窓・サーキュレーター・空気清浄機・エアコンを
全開にして開催しています。
アルコールによる手指消毒は開会時と閉会時の2回実施。お茶・菓子なし。
ワクチン接種が広範囲に普及すれば、参加人数の制限が解除できるのではないかと
淡い期待を抱いています。
【今月のプログラム】
1)DVD「認知症の人とともに」
ほほえみ交流カフェ代表 小泉 雅二さん。30分間
2)「椅子に座ったままできる体操」荒堀さん。30分間
3)情報交換 30分間
【今月の進行】
定刻開会。
●暑い。とにかく暑い一日となりました。気象情報も「熱中症に注意。外出するな」とのことで、参加者は微減。
●今週はいよいよ東京オリンピック開会式です。コロナ感染確認急増、無観客・・・異例ずくめの大会ですが、さてどう展開するのでしょうか。
参加の高齢の皆さんはほとんどの方が2度目のワクチン接種を済ませていました。
●当カフェの参加者も、1年半余りの巣籠もりのせいか、はっきり脚力が弱って感じられます。私たちが怖いのは「寝たきり」と「認知症」。健康保険や介護保険に頼りすぎることなく暮らしていくために、体操を奨励しています。
●まず30分間のDVD上映、続いて荒堀さんの「椅子に座ったままできる体操」です。●都筑区社会福祉協議会の實方(じつかた)さんも来てくださいました。当カフェは今年度から赤い羽根募金などによる「都筑区ふれあい助成金」の交付を受けています。
〔概要〕
●今月のDVDは『DVDブック 認知症の人とともに(クリエイツかもがわ)』の一部を上映しました。クリスティーン・ブライデン、佐野光孝、中村成信、佐藤雅彦 氏ら認知症当事者の出演です。全体で90分の作品ですが、つまみ食いして30分に編集しました。今でこそ横浜市も患者本人の語りを重視していますが、クリスティーンさんが初来日した2003年ごろは、患者本人が発言するなどは考えられない時代でした。
DVDの内容は全部で7章に分けられています。
1.認知症と診断されたころに感じていたこと(1)
2.認知症と診断されたころに感じていたこと(2)
3.どのようなサポートが求められるか
4.認知症の人が自分でできることを増やすために
5.認知症本人のためのサポート
6.ともに新しい地平を拓く
7.講演「私は私になっていく」
認知症の初期の段階では、まだまだ本人はできることがたくさんあります。いろいろな思いを抱いています。ところが「認知症です」と診断された途端に、家族はあれこれと行動に制約を加えてしまいます。その両者の思いのすれ違いが、大きな軋轢を生んでいくことになります。また金融機関なども預金を封鎖してしまい、社会生活もままならなくなってしまいます。家族や地域はどのようなサポートをしたらいいのか。横浜市も今年度から「本人の語り」を重要視するようになりました。
●続いて荒堀さんの体操です。各部位あちらこちらのストレッチに続いて脚力を維持するための筋トレです。社協の實方さんも「ディサービスではこんなにきつい運動はしなかった。かなり高度です」との感想でした。自力で身の回りを処理できることは重要ですので、みんな頑張りました。
●終わってからは、地区社協の行事予定も含めてお互いの情報交換です。15時散会。清掃をして終わりとなりました。
〔次回予告〕
◎8月は休会(猛暑休み)
◎9月21日(火)13時半〜15時。荏田南三丁目自治会館。参加費100円。
内容/『消防/救急の最新の情報』都筑消防署川和消防出張所
★今年度下期、自治会館の修繕が行われる見込みです。修繕の際には予告なく会場が使用できなくなる可能性があります。公園で代替開催する可能性があります。
・マスク、汗拭き、上履き靴、飲み物をご持参ください(湯茶は出しません)。
従来あったトイレの手拭きも撤去してあります。
・来場時に体温測定と手指消毒を行います。
・窓を開けて換気を図ります。会場は暑い(寒い)ことがあります。
・1週間以内に体調不良や発熱のあった方は来場しないでください。
・後方から記録写真の撮影を行います。写りたくない方はお申し出ください。
・使用する椅子は、使用の前後にアルコール拭きしています。
・参加人数を過去の約5割(15名)にするなどの人数制限を実施しています。

