2022年10月24日

第95回「ほほえみ交流カフェ」が開催されました

第95回「ほほえみ交流カフェ」は、10月初頭とは思えぬ暑さとなった4日に開催されました。
一転2日後の6日には最高気温が16度まで下がるとの予想がされており、冒頭のスタッフ挨拶では気候のあまりにも激しい変化に、体調管理を気遣う声が多く上がりました。

また、8月27日にセンター南で開催されて「星空のコンサート」、11月3日にセンター南で予定される「都筑区民まつり」、5日には荏田南小学校で「荏田南文化祭」が開催されるなど、徐々に再開される地域活動・イベントの紹介も。

先日のNHK
BSプレミアムチャンネルで、荏田南在住のタレントさんが、一押しの場所として「港北NT」を挙げられていたことも紹介され、自然と利便性が融合する港北NTの住み易さを改めて実感しました。
因みにスタッフのお一人が制作に携わった「緑道マップ」ですが、早くも増刷だそうです。

都筑区社協さんからは、以前当地区を担当されていた方が久々にお出でになり、嬉しい再会となりました。

ケアプラザさんからは、ぎっくり腰で医者に診てもらったところ、脱水症状が原因と言われたと。 意外なところに原因が潜んでいるものですね。

参加者
シニア:15名
講師:1名
都筑区社協:2名
葛が谷ケアプラザ:1名
葛が谷薬局:1名
スタッフ:9名
計29名

さて、本日の講師はセンター南で鍼灸院を営まれている二ノ宮洋子さんです。
テーマは「脳のバランス調整&体操」 ご自身も御父上の介護で実践済のメソッドを
レクチャーいただきました。 「忘れっぽい」「バランス感覚が悪い」「転び易い」
「〇〇が痛い」など、身体の不調には脳のバランスの崩れが関わっていることが多いと。
前頭葉、後頭葉、頭頂葉、側頭葉、脳幹など、いくつにも分かれた脳部位の夫々の役割連携が上手く行かないことが、身体や精神の不調を招くというものです。
「キネシオロジー」と呼ばれる西洋医学と東洋医学を融合した方法で、脳のバランスを取り戻し、筋肉を活性することで身体の不調を取り除くエクササイズを学びました。(詳しくは添付資料参照)
二ノ宮先生有難うございました。頂いたプリントを大いに活用します。

続いて、参加者リーダー司会のお喋りコーナー。
司会から「今日は小さな愚痴でも口出して言っちゃいましょう」とのことで参加者に話を振ったところ、皆さんから帰ってきた反応は「落ち込みそうな時には、友人とお喋りすると気も晴れる」「二世帯ですんでいるが、夫々の家族には、夫々の考え方があると思えば、特に愚痴をこぼすこともなくなる」
仲の良い友とは大いに語らい、少し苦手意識を感じる相手には共感力を働かせる。そしてそれでも収まらぬなら「愚痴る」 それで良いではありませんか。

そして、体操です。本日のテーマは「未病改善」 これからの季節、風邪予防には首回りの凝りをほぐし、血流を良くする運動です。
眼や耳周りのマッサージも忘れずに。
肩甲骨、ハムストリングのストレッチで筋肉を伸ばしました後、「ふれあい丘の街」を合唱してお開きでした。

次回のカフェは11月1日(火)、テーマは「認知症サポーター養成講座」です。

因みに、11月5日の荏田南文化祭には「ほほえみ交流カフェ」と「荏田南の歌声」が合唱でコラボ出演します。 是非会場まで足を運んでください

また会場に赤い羽根募金箱を置き、多くの参加者からご厚志をたまわりました。ご協力ありがとうございます。

・講師資料
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posted by 都筑区社協 at 11:32 | 11 荏田南地区

2022年10月24日

9月開催 えだみなみの歌声

9月20日(火)昨日の台風の影響がまだ残っている朝。

体温測定・マスク着用・手指消毒・連絡先の記入・窓の開放などの対策をしています。

スタッフを含め18名の参加。


今月のプログラム

♪赤とんぼ
秋なので。

ここで体操のおねえさん、寿美子さんによる体操。
体をほぐした後は、お口の体操。
その後は「青春時代」にあわせて自由にダンス。

♪北上夜曲
♪ローレライ

♪青春時代
1976(昭和51)年の曲。
♪花嫁
1971(昭和46)年の曲。

♪月の砂漠


9月生まれの澄子さんをお祝いして
皆さんで「HAPPY BIRTHDAY」を歌いました。


弓子さんが「もみじ」
清子さんが「川の流れのように」
美子さんが「ふるさと」をキーボードで弾き語り
けい子さんが「涙そうそう」
淳行さんが「氷雨」
を歌ってくださいました。


♪花の街
♪銀色の道

♪誰もいない海
作曲の内藤法美さんが越路吹雪さんの夫ということで
美代子さんが「愛の賛歌」を独唱。

♪芭蕉布

♪えだみなみの歌声
♪ふれあい丘の街


10月15日(土)にどんぐり公園
11月5日(土)に荏田南文化祭
「えだみなみの歌声」として参加します。



次回は10月18日(火)10時から。
荏田南一丁目自治会館で行います。


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posted by 都筑区社協 at 11:22 | 11 荏田南地区

2022年10月24日

『どんぐりカフェ』令和4年9月の実施報告

『どんぐりカフェ』令和4年9月の実施報告



当カフェは都筑区内で8番目に設置された区内最小の認知症(備え)カフェです。横
浜市内で最も早く開設された『ほほえみ交流カフェ』のサテライトです。コロナ禍に
より、参加人数を絞って、通気換気を図りながら開催しています。検温&アルコール
による手指消毒は開会時に実施。お茶・菓子なし。


【件 名】 『認知症(備え)どんぐりカフェ』第61回(59回欠番)
【日 時】 令和4年9月20日(火)13時半〜15時
【会 場】 荏田南三丁目自治会館
【出 席】 21名(有料20名)
【幹 事】 佐藤 寛(代表)




 今朝「猛烈で大型の台風14号」が通りすぎていきました。昨晩は打ちつける強風雨で目が覚めたという方も多かったようです。都筑区内や青葉区内でも災害発生のメールが届いていました。会場となる自治会館の何本もの幟旗が強風のためにすべて切り裂かれてズタズタになっていました。襤褸という言葉を思い出します。

【今回のプログラム】
1)『フレイル予防のために注意すること』
            ハートフル薬局荏田南店
            管理薬剤師の七条さん
2)『荒堀さんのストレッチ体操』
3)情報交換



【今月の進行】
 定刻開会。
●台風一過の、まだ雨が残る午後です。果して何人来て下さるのでしょうか。不安が募ります。開会10分前でも5人・・・。でも定刻には21人が揃いました。この会場としては、やや「密」状態認定です。
●ここ数年、神奈川県は「フレイル防止」「未病対策」を声高に叫んでいます。横浜市は「口腔機能維持」に力を入れています。
 今回は地元の薬剤師さんの講話です。フレイルと認知症とは密接な関わりがあります。参加者のなかにも顔なじみの患者さんが大勢いらっしゃいました。

 お話はスライドを軸に進行していきます。
○フレイルとは
○フレイルの多面性
○フレイルの評価基準(自己チェック表)
○足腰が弱る原因
 歳をとっても、できるだけ長い期間、自分の足でしっかりと歩きましょう。
○フレイルと栄養
 低栄養を予防し老化を遅らせるための食生活指針13項目
○フレイル予防には「たんぱく質」をプラス
 65歳以上の高齢者はたんぱく質を1日に体重×1グラム以上摂取することが望ましい○フレイルと口腔機能
 口腔の体操、唾液を出しやすくするマッサージ、歌を歌う、早口言葉を言う、友人や家族とおしゃべりをする、姿勢を正して顎を引き、よく噛んで食べる
○オーラルフレイルを防ぐ
○口腔の体操(摂食機能訓練)
○歯周病と他疾患の相関関係
 歯周病は多くの疾患と関係しています
○フレイルとポリファーマシー
○薬によるフレイルの進行
○薬の相談、栄養の相談について

 幾つかの質問をお受けして終了しました。質問の幾つかは残薬の処理に関することでした。

●『荒堀さんのストレッチ体操』
 タオルを補助具として約30分間の体操を楽しみました。ストレッチ&筋トレ。

●情報交換
 9月30日の「行田&巾着田」方面バスツアー、10月4日の「コグニサイズ研修会」などをご紹介しました。


【今後の御案内】
 コロナや天候の状況により変更や休会することがあります。
10月4日(火)13時半〜。「県によるコグニサイズ講習会」
  15日(土)13時半〜。臨時会「公園音楽会/歌声喫茶がやってくる」
                             予備10月29日
  18日(火)13時半〜。「タウンニュースのできるまで」「未病の話」
        荒堀さんの体操があります。
11月15日(火)13時半〜。「骨密度測定会」
        荒堀さんの体操があります。
12月20日(火)13時半〜。「都筑区社会福祉協議会のご案内」
        荒堀さんの体操があります。
 1月17日(火)13時半〜。「ケアマネと何をどう話せばいいのか」(相談中)
        荒堀さんの体操があります。
 2月     勉強が続いたので「お楽しみ」検討中。
 3月     定例会のほかに「公園音楽会」企画中。





・マスク、汗拭き、上履き靴、飲み物、体操用タオルをご持参ください。
・湯茶は出しません。
・参加費100円。
・従来あったトイレの手拭きも撤去してあります。
・来場時に体温測定と手指消毒を行います。
・窓を開けて常時、換気を図ります。会場は暑い(寒い)と思ってください。
・1週間以内に体調不良や発熱のあった方は来場しないでください。
・記録写真の撮影を行います。写りたくない方はお申し出ください。
・使用する椅子は、使用の前後にアルコール拭きしています。
・過密にならないよう参加人数を制限しています。


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posted by 都筑区社協 at 11:18 | 11 荏田南地区

2022年10月12日

第94回「ほほえみ交流カフェ」が開催されました

9月6日、朝晩は幾分やわらいだものの、日中は夏の暑さが続くなか、第94回「ほほえみ交流カフェ」が多くの参加者を得て開催されました。

シニア:会場 20名 + zoom 1名
講師:1名
葛が谷ケアプラザ:3名
葛が谷薬局:2名
スタッフ:8名
計:35名

冒頭のスタッフ挨拶では、各自の近況報告に加えて、
1.葛が谷ケアプラザからは、8月にセンター長に就任された三島様からご挨拶がありました。 ご支援宜しくお願いします
2.また葛が谷薬局さんからは、「健康カレンダー」と「便秘予防・改善」のチラシをいただきました。
3.スタッフのお一人が企画・制作の携わった、「緑道ハレバレmap」の紹介がありました。 筆者もその場で1部購入。 都筑区の財産である緑道の魅力を存分に味わえる出来栄えで、見ているだけで楽しい気分になります。 ネット時代ならではのスマホ連携位置情報機能も組み込まれています。 ポケットサイズに折りたためますので、とても重宝しそうです。1部500円で、センター南の有隣堂さんや、セブンーイレブン荏田南1丁目店さんなどで手に入るとのこと。

さて、本日の講師は社会保険労務士で終活カウンセラーでもある内永さんによる
「おひとり様を生きる準備」です。
人生百年時代を迎え、今や「おひとり様」が普通の時代。昨年の調査で百歳以上の方は全国で8万6千。 29年前は4千人にすぎなかったそうです。 予測では30年後は実に53万人になるそうです。 また、2年前の数字ですが、65歳以上の単身者世帯は671万、65歳以上の夫婦世帯は684万だそうです。 日本の総世帯数5千8百万に対して、将来の予備軍を含めると1千4百万近い世帯が「お一人様」ということになります。 

視点を変えて平均寿命と健康寿命を比べてみると、男性の平均寿命82歳、健康寿命72歳、女性のそれは87歳と75歳。 男性で10年間、女性で12年間は日常生活に支障を及ぼす何らかの健康問題を抱えて生きていることになります。決して短い期間ではありません。 
この差を如何に短くするかが課題ですね。 

「健康」「お金」「生き甲斐」の3つは老後に限らず人生を楽しむために欠かせないものです。 「お金」はさておき、
1.「健康」:皆さん、3度の食事きちんと摂ってますか。高齢者の食事は自分ではちゃんと摂っているつもりでも、概してカロリーとタンパク質が不足していることが多いと。
2.「生き甲斐」:カフェに参加するなど、社会的なつながりを持つことが重要。
また、新しいことに挑戦する姿勢を持ち続けることが若さを維持する秘訣です。 最近は90歳でゲームを開発をした、e-スポーツに参入したなど若い世代に負けない活躍をするシニアが増えているそうです。

日常生活の質を高め、充実した毎日を送りつつ、「おひとり様」の準備を進めましょう。
ここで、注意したいのは:−
−生前整理:無理な「断捨離」は不要或いは逆効果。やらねばならぬことは「家の周りの安全確認」 高齢者の怪我の8割は自宅内で発生とのこと。 思い出を捨てるのではなく、自宅内の安全性を高める整理をしましょう。
ー遺言とエンディングノート:相続税の課税最低限の引き下げにより、もはや相続問題は一部富裕層だけの問題ではなくなりました。相続にまつわるトラブルは裁判に発展するものだけで年間7千件に上るそうですが、その多くが相続額1千万円前後から下が多いとのことで、トラブルを避けるには「遺言」を準備することが効果的。 遺言には手続きが簡単で費用もかからない「自筆証書」と面倒で費用が発生するものの、将来問題が起こりにくい「公正証書」があります。 関心のある方は内永さんに相談を。
ー「遺言」のような法的効力はないものの、認知症などで判断能力や意思表示ができない場合に備えて死前後の扱いや希望を記すのが「エンディングノート」 財産のこと、介護の希望、終末期医療の希望、お葬式やお墓について、或いは大切な人への想いなど、エンディングノートを書くことで、今の自分に向き合う機会となります。

内永さん、死を扱うテーマではありましたが、 重さや暗さを感じさせぬ巧みなトーク有難うございました。

さて、続いて参加者リーダーによる「お喋りタイム」です。
リーダー自らが最近経験された配偶者の入院とリハビリ。 事態に直面して初めて「自分は何も判っていない。何も出来ない」と感じたと。 リハビリ入所は自宅に戻りたいとの配偶者の意向にそぐわぬ手配をしてしまったという思い。 暫くの独り暮らしがが寧ろ楽に感じる自分にどう向き合えば良いのか考えこむ自分がいると。

この問いかけに、数年前に若年性認知症であった配偶者を亡くされた参加者から、「配偶者の早い死が自分のせいだと感じた。 でも、自分一人で自宅で介護にあたるのは所詮無理と割り切ればよい」とのお言葉。 

このカフェが「参加者が率直な気持ちを話し合い、気持ちが楽になる」機会になれば良いと思います。

続いては「ヨガ体操」、 今回は体幹側面のストレッチからスタートし、肩甲骨・肩間接、首回りと上体中心に運動しました。 

最後は恒例の「ふれあい丘の街」の合唱で締めくくりました。

尚、当カフェとしても赤い羽根募金に協力し、10月5日(水)10時にセンター南駅で街頭募金を実施することになりました。 講師の内永さんを含め複数のシニアに参加いただきます。ご協力ありがとうございます。

次回は10月4日(火)鍼灸師をお招きして話を伺う予定です。


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posted by 都筑区社協 at 11:39 | 11 荏田南地区