2023年02月27日

第99回「ほほえみ交流カフェ」が開催されました

寒さが緩んだ薄曇りの2月7日午後、第99回のほほえみ交流カフェが開催されました。

会場参加者は シニア   11名
       葛が谷CP   1名
       葛が谷薬局  2名
       スタッフ   11名
ZOOM参加は スタッフ   1名の計26名

・いつものようにスタッフ挨拶からスタートですが、その口から出るのは「腰が痛い」「足が痺れる」 「手首痛めた」「心臓手術を受けた」など「痛い」話が続きます。 いつも元気溌剌に見えるスタッフの皆さんも、やはり「人の子」なんだと妙に感じ入りました。
更に、杉花粉のシーズンが到来したようで、眼や鼻に症状を感じ始めた人もチラホラ。
今年は大量飛散が予想されています。 症状がある方は早めに対策を採りましょう。
痛いだの痒いだの、生きるって結構大変ですね。

また、近隣の市営住宅で発生した火災の話題も。 ガスコンロから出火したそうです。 幸い人的な被害はありませんでしたが、火元の住居は全焼しました。 空気が乾燥した状態が続くこの時期は、特に注意が必要です。 ストーブやコンロなどの火が気が付かぬうちに厚着の着衣に引火する事故も目立ちます。
そんな時は「Drop & Roll (ドロップ アンド ロール)」ー床に寝転がり身体をグルグル回転ー が鉄則。 そうすることによって、酸素が行き渡らずに、炎の勢いが衰えるそうです。 是非覚えておきたいものです。

・本日の講演は葛が谷薬局さんによる「未病」のお話です。
「未病」:「発病には至らないものの健康な状態から離れつつある状態」
自覚症状はなくても検査で異常がみられる場合と、自覚症状があっても検査では異常がない場合に大別されます。

ここで統計データをひとつ紹介。 
           男       女
平均寿命     80.36歳     86.74歳
健康寿命     70.90歳     74.36歳
差         9.46年     12.38年

男性では人生の9年間、女性にいたっては12年間、何らかの介護を受けながら暮らすということです。
「未病」を改善すると「健康寿命」を改善することが出来ます。

ここで、介護が必要となる原因を少し詳しく見てみると
認知症:18%
脳血管疾患(脳卒中):16%
高齢による衰弱」:13%、
「骨折・転倒」:13%
その他「損傷・疾患」:27%
不明:13%

介護必要状態の四分の一が運動機能に関連するそうですが、神奈川県は県知事自身の実体験に基づく「未病を治す神奈川宣言」で「食」「運動」「社会参加」の三つの取り組みを子どもから高齢者まで、夫々の世代に合せ有機的に組み合わせることを提唱しています。

高齢者の取り組みですが、「運動」は恒例の体操リーダーにお願いすることし、「社会参加」は本日カフェに参加されている方は、まさにこれが「社会参加」となります。
色々なイベントや活動に進んで参加することでより効果が高まります。

ということで、本日は「食」を中心に話が進みます。 高齢者では、肥満や栄養過多より寧ろ食が細くなることによる「低栄養」が心配
主食、副食、乳製品などをバランスよく摂ることが重要で、特にタンパク質量に留意。
一般的に体重と同じ数字が適量とれていると(例:体重60キロならタンパク質を1日60グラム) でもたんぱく質60グラムって、「どんだけ〜」と思わずIKKOさんになっちゃいます。
牛肉赤身なら300グラム、卵は10個、納豆を7パック、豆腐を3丁で夫々60グラムだと。
一見すると無理と感じますが、ご飯やパンなどにもタンパク質はある程度含まれており、
1日で多くの食材をバランス良く摂ることで何とかなりそうです。

一つ忘れてはいけないのが「オーラルケア(お口や歯の手入れ)」です。
「発音がハッキリしないと言われる」「最近食べこぼしが多い」「むせる」「口が渇く」などおかしいと思ったら是非、歯科医師に相談しましょう。 

普段から、「食事はゆっくり、良く噛んで」「音読の励行」「歯磨きを欠かさずに」そして「お喋り」することを心掛けるとよいそうです。

口周囲の筋肉を鍛えることも重要で、「グーパー グルグルごっくんべー」「パ・タ・カ・ラ」体操も教わりました。 

県では「未病」防止・改善に向け県内に「未病センター」を設置していますが、近隣ではセンター北のノースポートBF2階にあるそうです。 一度訪れてみてはどうでしょう。

葛が谷薬局さん、具体的で分りやすいお話をいただき有難うございます。大いに活用できそうです。

・続いて、久々に「お誕生日おめでとう」コーナーです。 2月生まれの方に挙手をお願いすると五人もいらっしゃいました。 全員でハッピー・バース・デイを合唱し、お一人ずつにご挨拶いただきました。

・そして参加者リーダー司会による「お喋りタイム」
皮切りにリーダーご自身の話として、ご主人のリハビリが終了し自宅に戻られたと。そのご主人から思いがけず感謝の言葉があり、感動したと。 良いお話です。 でも男って、心に想っていてもなかなか口には出せない情けない生き物なんです。 想いを言葉で伝えたご主人に拍手です!

皆さんからも色々な話題が出ましたが、苦労を苦労と思わず、「今を楽しむ」、「苦労を懐かしむ」 「病気や入院を新鮮な体験として受け入れる」など人生の過ごし方の一つのお手本かもしれません。

・そして「未病」改善の残る一つのキーワード、参加者リーダーの指導の下「運動」です。
先程の口回りに加え、鎖骨や肩関節の動きを滑らかにすると、食べ物をスムーズに胃に送り込むことが期待されるそうです。 
続いて足首を上げ下げ・左右に傾ける、つま先の上げ下げで血流を促しました。 ご指導有難うございます。

・最後は「ふれあい丘の街」を全員で合唱し楽しい会を終えました。

次回3月7日はいよいよ第100回です。 どんな趣向か、お楽しみに〜!!


IMG_8537.JPG

IMG_8544.JPG

IMG_8548.JPG

IMG_8552.JPG

IMG_8553.JPG

IMG_8558.JPG

IMG_8563.JPG

IMG_8570.JPG

IMG_8574.JPG

posted by 都筑区社協 at 12:27 | 11 荏田南地区

2023年02月15日

1月開催 えだみなみの歌声

1月24日(火)2ヶ月ぶりの歌声です。

体温測定・マスク着用・手指消毒・連絡先の記入・窓の開放などの対策をしています。

スタッフを含め19名の参加。
初めての方もいらっしゃいました。


今月のプログラム

♪冬景色

寿美子さんによる体操。
体をほぐした後は、お口の体操。
その後は「てんとう虫のサンバ」にあわせて自由にダンス。

♪てんとう虫のサンバ
♪カチューシャの唄
♪この道
♪悲しき口笛

♪男の子女の子
GOGO!


ここで換気。
コロナ禍になってから初めてお茶と桜餅を出しました。

今月のお誕生日は美紀さん。
みなさんで「HAPPY BIRTHDAY」を歌ってお祝い。

美紀さんが「さんぽ」
清子さんが「津軽海峡冬景色」
けい子さんと美保子さんが「いつでも夢を」
弓子さんが「芭蕉布」

康正さんが「見上げてごらん夜の星を」をギター伴奏。

♪人生いろいろ
♪北酒場
♪舟唄
♪北の宿から
♪きよしのズンドコ節

♪ふれあい丘の街


次回は2月21日(水)10時から。
荏田南一丁目自治会館で行います。


20230124_101839.jpg

20230124_110733.jpg

20230124_111616.jpg

20230124_113011.jpg
posted by 都筑区社協 at 13:12 | 11 荏田南地区

2023年02月15日

『どんぐりカフェ』令和5年1月第2回の実施報告

『どんぐりカフェ』令和5年「1月」の実施報告



当カフェは都筑区内で8番目に設置された区内最小の認知症(備え)カフェです。横浜市内で最も早く開設された『ほほえみ交流カフェ』のサテライトです。コロナ禍により、参加人数を絞って、通気換気を図りながら開催しています。検温&アルコールによる手指消毒は開会時に実施。お茶・菓子なし。


【件 名】 『認知症(備え)どんぐりカフェ』第68回(『活き活き塾』第一回)
【日 時】 令和5年1月23日(月)10時半〜11時半
【会 場】 荏田南三丁目自治会館
【出 席】 14名(有料13名)
【幹 事】 佐藤 寛(代表)




 今年からは月2回の開催となります。新しい次元に向けて出発いたします。
市内の認知症カフェでも月2回開催はまだ無いかもしれません。区内は初です。
毎月第一月曜日10時半〜からは『活き活き塾』として、認知症予防・フレイル予防のための運動を行うことにしました。昨年、インストラクター転居のために惜しまれつつ終了した『活脳塾』の代替企画です。レポートは毎回、ほぼ同じ内容になりそうです(文章・写真とも)。
『活脳塾』時代に引き続き「横浜市元気づくりステーション」の指定を受けています。



【今月の進行】
 10時準備開始。10時半定刻開会。いよいよ第一回の開講です。
インストラクターは 服部 聡子 先生。これまで、さまざまな運動系プログラムを習得してきた40代後半のベテラン女性です。修士を終えて学校教員が10年、社会人教育が十数年の経験があります。

 開会前のたわいない話で雰囲気をほぐし、場を作ります。会場が狭小なため、手足を十分に延ばすためには15名が限界。ヨガマットを敷くと10名です。今回は椅子のみを使用します。
 身体各部のストレッチと暖めに約20分。コグニサイズに約15分、さざえさん体操(踊り)に約15分、クーリングダウンに約10分という段取りになりました。
 あれこれ楽しんでいるうちに、けっこうきついスクワットも全員がこなして予定時刻終了となりました。
 BGM選択と口頭リードの巧みさに、一同いっぺんで惚れ込んでしまいました。終わっての参加者の一言は「楽しかったぁ」。
 来月以降が楽しみです。



【今後の御案内】
 コロナや天候の状況(積雪・強風雨)などで急に中止することがあります。
【認知症(予防)カフェ】
 毎月第三火曜日です。
 2月21日(火)13時半〜 『楽しい腹話術』キャサリン野村さん
                松岡さん山田さんの体操があります。
 3月21日(火)13時半〜 『グループホームとはなにか。その生活』
                高齢者グループホームちとせ 徳永さん
                松岡さん山田さんの体操があります。
 3月24日 飛び込み予定で「どんぐり会」主催の横浜市内お花見バスツアー??
                     南部市場、中華街、神奈川県庁その他
 3月28日(火)13時半〜 『公園音楽会』音楽療法士・中川さん/雨天強風翌週

【活き活き塾】
『活き活き塾』は月曜日の午前中という出にくい時間ですが、一人でも多くのご参加を期待しています。2月からは第一月曜日に固定されます。
 2月6日(月) 10時半〜 『活き活き塾』認知症とフレイル予防の体操
                服部聡子さん
 3月6日(月) 10時半〜 『活き活き塾』認知症とフレイル予防の体操
                服部聡子さん




・マスク、汗拭き、運動用タオル、上履き靴、飲み物をご持参ください。
 高齢者が集うため、屋内でのマスクは今後とも必須といたします。
・湯茶は出しません。
・参加費 カフェは100円。活き活き塾は200円。荏田南三丁目自治会館。
・従来あったトイレの手拭きも撤去してあります。
・来場時に体温測定と手指消毒を行います。
・窓を開けて常時、換気を図ります。会場はやや寒いと思ってください。
・1週間以内に体調不良や発熱のあった方は来場しないでください。
・記録写真(スナップ)の撮影を行います。写りたくない方はお申し出ください。
・使用する椅子は、使用の前にアルコール拭きしています。
・過密にならないよう参加人数を制限しています。

CIMG0604.JPG

CIMG0605.JPG

CIMG0607.JPG

CIMG0608.JPG

CIMG0609.JPG

CIMG0610.JPG

CIMG0615.JPG

posted by 都筑区社協 at 12:47 | 11 荏田南地区

2023年02月15日

『どんぐりカフェ』令和5年1月第1回の実施報告

『どんぐりカフェ』令和5年「1月」の実施報告



当カフェは都筑区内で8番目に設置された区内最小の認知症(備え)カフェです。横
浜市内で最も早く開設された『ほほえみ交流カフェ』のサテライトです。コロナ禍に
より、参加人数を絞って、通気換気を図りながら開催しています。検温&アルコール
による手指消毒は開会時に実施。お茶・菓子なし。


【件 名】 『認知症(備え)どんぐりカフェ』第67回(定例会)
【日 時】 令和5年1月17日(火)13時半〜15時
【会 場】 荏田南三丁目自治会館
【出 席】 21名(有料15名)
【幹 事】 佐藤 寛(代表)




 あけましておめでとうございます。早くも新しい歳の出発です。
 今年からは月2回の開催となります。新しい次元に向けて出発いたします。



【今月の進行】
 13時準備開始。13時半定刻開会。
1)『ケアマネさんに何をどう聞くか』
          横浜市葛が谷地域ケアプラザ 看護師の池田さん&原さん
2)『認知症予防体操』松岡康子さん・山田真由美さん


1)『ケアマネさんに何をどう聞くか』
          横浜市葛が谷地域ケアプラザ 看護師の池田さん&原さん
 まず池田さんのお話。「ご家族にケアマネージャーが付いてる方はいらっしゃいますか」「介護保険を使うようになって初めてケアマネージャーが付きます」というところから始まりました。
 「高齢の方は「認定を受けていない方」「要支援1〜2」「要介護1〜5」に分けられます。要介護5は、寝たきりの方か認知症が進んでいる方です。」
 わかりやすいお話が続きます。
「基本チェックリストをご覧ください。基本チェックリストは日常生活の確認に始まり運動・栄養・口腔・閉じ籠もり・認知・うつ、などの項目を調べていきます。」
 そして160ページにも及ぶ『介護と介護保険のナビマガジン ハートページ』をもとにさまざまな知識を解説してくださいました。
 続いて原さんの登場です。元病院の婦長さんだけあって話材はつきません。
「エンディングノートってご存じですか? お迎えノートでは感じが悪いですね。介護保険は便利ですが万能ではありません。他人は家族にはなれません。お迎えにはそれなりの準備が必要なのです。ちょっとした機会に臓器提供の話もしておいて欲しい。まだ元気なうちに相談しておく。我慢とか様子見はやめて早めにケアプラザに相談してほしい。手続きには時間がかかります。家族で頑張りすぎないこと」です。
 認定が必要になったら本人も頑張りすぎず正直に申告してほしい。見栄を張らないこと。いまケアマージャーが不足しています。特に要支援担当の人が。
 ついつい時間が経過するのを忘れてしまいました。

2)『認知症予防体操』松岡康子さん・山田真由美さん
 お二人で15分ずつ担当してくださいました。参加者は「いい先生が来てくださってよかったなぁ」と心から喜んでいました。わかりやすく親しみやすい指導ぶりでした。


【今後の御案内】
 コロナや天候の状況(積雪・強風雨)などで急に中止することがあります。
〔認知症(予防)カフェ〕
 2月21日(火)13時半〜 『楽しい腹話術』キャサリン野村さん
                松岡さん山田さんの体操があります。
 3月21日(火)13時半〜 『グループホーム入居のタイミングはいつか』
                高齢者グループホームちとせ 徳永さん
                松岡さん山田さんの体操があります。
 3月28日(火)13時半〜 『公園音楽会』音楽療法士・中川さん/雨天強風翌週

〔活き活き塾〕
『活き活き塾』は月曜日の午前中という出にくい時間ですが、一人でも多くのご参加を期待しています。2付きからは第一月曜日に固定されます。
 1月23日(月)10時半〜 『活き活き塾』認知症とフレイル予防の体操
                服部聡子さん
 2月6日(月) 10時半〜 『活き活き塾』認知症とフレイル予防の体操
                服部聡子さん
 3月6日(月) 10時半〜 『活き活き塾』認知症とフレイル予防の体操
                服部聡子さん




・マスク、汗拭き、上履き靴、飲み物をご持参ください。
 高齢者が集うため、屋内ですがマスクは今後とも必須といたします。
・湯茶は出しません。
・参加費 カフェは100円。活き活き塾は200円。荏田南三丁目自治会館。
・従来あったトイレの手拭きも撤去してあります。
・来場時に体温測定と手指消毒を行います。
・窓を開けて常時、換気を図ります。会場はやや寒いと思ってください。
・1週間以内に体調不良や発熱のあった方は来場しないでください。
・記録写真(スナップ)の撮影を行います。写りたくない方はお申し出ください。
・使用する椅子は、使用の前にアルコール拭きしています。
・過密にならないよう参加人数を制限しています。

CIMG0579.JPG

CIMG0581.JPG

CIMG0582.JPG


CIMG0585.JPG

CIMG0586.JPG

CIMG0591.JPG

CIMG0595.JPG
posted by 都筑区社協 at 10:55 | 11 荏田南地区