2018年08月01日

第18回“どんぐりカフェ”が開催されました

『どんぐりカフェ』平成30年7月の実施報告


【件 名】 『どんぐりカフェ』第18回
【日 時】 平成30年7月17日(第三火曜日)13時半〜15時半
【会 場】 荏田南三丁目自治会館
【出 席】 13名(いつもの半分です)
【幹 事】 佐藤 寛(代表)


 まずはじめに、7月5日夜に発生した今回の西日本豪雨で被災なさった方々へお見舞いを申し上げます。発災後2週間を経過してもまだ入浴や洗濯がままならない被災者が数多くいます。認知症やその他の生活弱者についての報道はほとんどありません。どう過ごしているのでしょうか。その後続く熱波のもとで冷房が無ければ脱水症状も加速されます。 被災者の皆様の健康を案じています。この異常高温は7月中続くとのことです。
 大震災発災後の様子を重ね合わせることも大切ではないでしょうか。

 さて、当カフェは「ほほえみ交流カフェ」のサテライトとして荏田南地区の西側(荏田南二丁目、三丁目)をカバーする“都筑区内で8番目に設置された、区内最小のカフェ”です。
 今回は、例月の半分の参加者です。終了後、原因分析をしました。
イ.猛暑日だったこと(豊田市では小学1年生が日射病死したほど)とにかく暑かった!往路復路が熱波にさ  らされて高齢者には危険なので「中止」も考えたが、告知が間に合わないと判断して予定通り開催した。
ロ.テーマが難しいと思われたのではないか
ハ.「お楽しみコーナー」がなかったため。
  特にハ.を上げるスタッフが目立ちました。住民にとって認知症カフェでは「お楽しみコーナー」は重要  なカギなのだと再確認しました。
 本日のゲストは、徳座連の荒川代表、川崎の中村さん、です。

【今月のプログラム】
1)少し長めにお願いしたミニ講義/「大震災時への備えと留意点」
       山根 越夫さん(医師。阪神淡路と東日本の二度の大震災を経験)
2)健康体操/ストレッチ 荒堀ひろ子さん
3)お楽しみ/みんなでワイワイガヤガヤ


【今月の進行】
 今月は第13回にもご登壇いただいた医師・山根先生です。前回は奥様の認知症看護・介護のお話だったのですが、今月は大震災時の高齢者の対応についてのお話です。2度の大震災に遭遇した先生の体験を踏まえながら、スライドを使って分かりやすく懇切丁寧に進めてくださいました。
 以下はその要点です(一部、報告者が加筆しています。先生には事前に査読していただいています)。
1)対応は、発災直後と数日経過後に分けて考えられる。
2)認知症のある方は避難所に行っても落ちつかず、環境激変により周辺症状が悪化して他の避難者と軋轢を  起こすことがある。
  また高齢者も体を動かさないわりに食べすぎるなどして、高血圧や糖尿病などの持病が悪化する例が多く  見られた。
3)横浜では一次避難所で避難生活が困難な方はケアプラザに開設される特別な避難所に後送されるが、葛が  谷ケアプラザは広範な地区から後送されて来る方が集中するので、満杯も予想される。
4)避難するときは必ず「お薬手帳」をもって避難すること。避難所で(あるいは自宅で)体調を崩したとき  に「お薬手帳」の有無が治療方針を左右してしまう。避難所では平常時のような詳細な検査はできない。  問診・聴診・触診・視診などが頼りになる。
5)“いつもの薬”は必ず手元に一週間分を残すようにして受診すること。受診日に震災が発生するかもしれな  い。一週間分は手元に常にもっているようにする。
6)余震が続くなかで独居を続けるのは心身の健康上よくない。結局はご近所の助け合いが重要になる。不安  が募ったときにいつも話せるご近所(仲間)が必要だ。
7)いざという時、身を寄せられる親族を大切にしておく。
8)平素から一週間分程度の食料や水、トイレ凝固剤を確保しておこう。
9)かつて通電火災も多く報告されている。「感震ブレーカー」設置は必須。
10) 「高齢者に必要な災害への備えと対処」は、例えば兵庫県立大学大学院看護学研究科のホームページなどに掲載されているので、あらかじめ研究しておくこと。
11) 避難に備えて、平素から「一次持ち出し物品」を手引き車(通称ガラガラ)などにいれて用意しておく。
などの貴重なお話を伺いました。


 続いてのストレッチ体操は荒堀ひろ子さんです。
 椅子に座ったままでできる30分弱の体操です。健康寿命延伸と認知症予防は、お楽しみに並んで「老人クラブの3本柱」です。足が上がらなくなることは認知症にも近づくことになります。一人一人に気を配りながら関西弁で声をかけてくださいます。きょうやった体操の幾つかは、自宅でも繰り返してほしいものです。

 最後のコーナーは、みんなで楽しくお菓子をいただきながら、ゆっくりお話しつつ過ごしました。

 次回は8月21日13時半からです。
「認知症になる前に知っておきたいこと」の4回シリーズを企画しています。初回は同じ題で、葛が谷ケアプラザの池田看護師がお話し下さいます。
 荒堀さんの体操に続くお楽しみコーナーは、横浜出前落語会の会長であるベテラン・極楽亭とんぼ師匠がご出演くださいます(昭和の思い出話/古典「青菜」を予定)。
 この猛暑が去っていることを祈っています。

〔お楽しみボランティア募集〕
 このページをごらんいただいている方で、約30分間のお楽しみコーナーにボランティア出演してもいいよとお考えの方、ぜひご一報ください。ただし、会館利用規則に基づいて音楽と歌は不可です。会場は県立荏田高校から約400mです。参加はほぼ全員が高齢者ですので、体を動かすのもほどほどに、です。
 謝礼は近郊電車賃程度です(佐藤 045 −948−4810)

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posted by 都筑区社協 at 11:20 | 11 荏田南地区