2019年08月28日

第31回“どんぐりカフェ”が開催されました

『どんぐりカフェ』令和元年8月の実施報告

【件 名】 『どんぐりカフェ』第31回
【日 時】 令和元年8月20日(第三火曜日)13時半〜15時半
【会 場】 荏田南三丁目自治会館
【出 席】 27名(2人掛けにすると机も足りず定員オーバー状態でした)
【幹 事】 佐藤 寛(代表)

 当カフェは「ほほえみ交流カフェ」のサテライトとして荏田南地区の西側(荏田南二丁目、三丁目)をカバーする“都筑区内で8番目に設置された、区内最小のカフェ”です。

【今月のプログラム】
1)特別会「気持ちがしっかりしているうちに終活ノートを書いてみよう!」
                  田中真喜子さん(一社終活カウンセラー協会)
2)お茶とワイガヤの時間
 今月は特別会という設定ですので、体操もお楽しみ企画もなし、です。

【今月の進行】
●今月は猛暑の8月、しかも特別会ということで「筆記用具持参」。またまた参加者は少ないだろうと、テキストを20人分しか用意しませんでした。どちらかと言えば、めんどくさい内容だし、せいぜい数人かな? でもフタを開けてみたら、参加者は講師をいれて27名。テキストは当然足りなくなってびっくり! スタッフの分をあわてて回収しました。やはり皆さんの関心が高いテーマだったのです。
●都筑区役所からも『わたしのみちしるべ』が出ていますが、今回の内容を企画したのは約半年前。その話を聞く前でした。これから同種の企画をするのでしたら区役所の『わたしのみちしるべ』でもいいかなと思います。世間には何十種類というエンディングノートがあふれています。しかし、その多くは「自分の人生を整理してこれからに向かう」というには、いささか物足りないものが多いのです。
 そして買っただけでは、記入しようというモチベーションにはならず、記入していない方が案外多いようです。インストラクターの巧みな説明を聞いて、しっかり自分自身を見つめて、ようやく書き込む価値が出てくるのだと思います。
●今日使う『終活ノート マイ・ウェイ』は頒価1000円。えっ!びっくりしましたが本日の講師が「今回だけ特別価格でいいですよ」と温かい声を掛けてくださいました。 テキストは「過去・現在・未来」という流れになっています。過去を振り返って将来への希望をつなぎ、そのために現在を整理してみることが「前向き」に出来るように一つの哲学に基づいて構成されています。他のエンディングノートが、単に整理するノートという印象が強いのに反して、一つの哲学と前向きの姿勢を感じさせる点が大きく異なっています。
 もし、私(報告者)がこのテキストを使って講座を担当したら、丸一日(9時〜5時)はゆうに掛かってしまいそうです。
【内 容】
 第一章 私について
 第二章 身体について
 第三章 財産について
 第四章 葬儀やお墓について
 第五章 大切なあなたへ
 第六章 マイ・ウェイ
●第一章 私について
 「基本情報」と「人生の棚卸し」の2節4頁の構成です。他のエンディングノートにはない特徴は「今までの人生を漢字一文字で表すと」という設問が用意されていることです。 これはじっくり考えると、その人の育ち方や生きざま、イベントを思い起こさせて、生育暦や人生の脚本にも気づかせようという優れ物です。
 中には幼少のころの辛い話を思い出したくないという方がいるかもしれません。その方は無理に思い出さなくていいのです。
 このノートは、さまざまな障碍があっても、文字を書く能力があればまとめることができる幅の広さをもっています。
●第二章 身体について
 医療・介護に関するページです。希望をしっかり書き留められるようになっています。尊厳死公正証書を作成してもそれが実行されるとは限らないとしています。
●第三章 財産について
 詳細な記入を求め、成年後見制度についても触れています。
年金が豊富にある方、また無年金の方などさまざまだと思います。それでもお金についての整理は大切です。
●第四章 葬儀やお墓について
 どう処置するかは継承者次第。子どもを始めとする継承者としっかり話し合っておくことを勧めています。
 葬儀や納骨のあり方が多様化する今日、没後どうされてしまうかは継承者しだいですが、最後の治療や葬儀についても希望をはっきり伝えておくことは本人の責務です。
●第五章 大切なあなたへ
 最大の6頁を割いています。両親、兄弟、配偶者、子供への思いを作文形式で書けるようになっています。思いを残さないように整理できます。
 本人の「未完の思い」を残させないように、という配慮を強く感じさせます。
●第六章 マイ・ウェイ
 これからの生きかたはどの終活ノートでも通常1頁で済まされていますが、このノートは裏表紙までの5頁を割いています。残りの人生にしっかりと力を入れて向き合うことが大切だという姿勢を強く示しています。最近の発達心理学は、人は寝たきりになっても最後の最後まで発達を続けるとしています。最後の日までの生きざまが大切なのです。

 講義と記入はあっと言う間の90分でした。あとの30分間は質問しながらワイガヤ。顔見知り同士近くに座って感想を言い合いました。
 実際に記入しようという覚悟をもたせてくれました。

【次回予告】
 9月17日(火)13時半〜15時半。荏田南三丁目自治会館。参加費200円。
 防ごうサルコペニア(葛が谷地域ケアプラザ看護師・池田さん)
 認知症予防体操(荒堀さん)
 落語速記本を朗読する(手島弓子さん。83歳)

 多くのお越しをお待ちしています。

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posted by 都筑区社協 at 13:16 | 11 荏田南地区