2023年01月17日

第97回「ほほえみ交流カフェ」が開催されました

12月6日(火)、サッカー・ワールドカップでの日本のPK戦負けの涙なのか、朝方まで雨が残り、どんよりとした冬空の下でしたが、会場内はスタッフの手でX'MAS模様に飾られ、いつもより華やかな雰囲気の中で、第97回「ほほえみ交流カフェ」が始まりました。

参加者 シニア      15名
    葛が谷ケアプラザ 1名
    中川ケアプラザ  2名
    葛が谷薬局    1名
    音楽セラピスト  1名
    スタッフ     9名  計29名

冒頭、スタッフより「X'MASに因んだ飾り付けやお菓子、それにスタッフたちが手分けして書いたメッセージカードを楽しんで欲しい」、「中川さんの1年ぶりのコンサートに期待」など当日の催しに関わる話に加え、
・荏田南3丁目子供会とのコラボで「歌の会」を開催したこと、
・葛が谷薬局さんで「電子処方箋」の取り扱いが開始されたこと、
・葛が谷CPから広報紙「ふれあいくん」が配られるなどしました。

そしてお待ちかね、音楽セラピスト、中川ともゆきさんがテーマ曲「ドヴォルザーク
17番」で登場です。
「声を出して歌う」ことの効用は良く言われるように「心肺機能の向上」リズムをとり身体を動かし「運動機能の向上」などがありますが、中川さんはそれらに加え「昔の歌で当時の思い出を呼び起こす」、「曲名を思い出すため一所懸命考える」といった「回想療法」を得意とされています。 

まずは冬に因んだ大正時代の文部省唱歌「冬景色」から始まった40分ほどのコンサートでしたが、「イントロ曲名当て」や「歌詞覚えてますか」に留まらず、一つの曲の持つ時代背景や歌手などから次々に連想される「メドレーリレー」の巧みさにはいつもながら感嘆します。 当日12月6日は、日本で初めて商業用レコードが録音された日だそうで、曲は「カチューシャの歌」だったとのこと。 8,000枚売れたそうです。 へーと感心する間もなく、12月6日は水戸黄門の命日だとも。 途中随所で、曲に因んだクイズが出題され、「日本の温泉10か所」では、草津、箱根、熱海、有馬など定番に加え「綱島温泉」の迷?回答も飛び出し、会場の笑いを誘いました。 一方で「ジャニーズ事務所所属のグループ10」では会場はシーンとなる一場面も。

アッという間に楽しい時間が過ぎ、コンサートは ラストナンバー、美空ひばりの「愛燦燦」で終了です。

中川さん、有難うございました。本当に楽しかったです。

お茶で一息入れた後は、参加者リーダーによる「お喋りタイム」です。
リーダーから「昔の歌を聴いたり歌ったりすると、気持ちがウキウキ」との言葉に続き
「同居する3世代の間でも話が通じないことがある」とのことで、まさに「ジャニーズって何?」と相成るわけです。 時代を共有することの難しさですね。 その意味でも、高齢者の経験を若い世代に引き継ぐことがとても重要だと。 会場の若い参加者からも、「戦争体験などは教科書で習うのと、高齢者から直接経験談を聴くのでは、心に残り方が全く違う」との話をいただきました。 高齢者の皆さん、やるべきことが、まだまだ一杯ありますよ。

お喋りの後は、ヨガ体操の時間です。 体操リーダーの指導を受けながら、寒くなると
首筋や手首、足首など冷え勝ちになる箇所を重点的に暖め、動きを良くする運動を行いました。 

歌で心が、体操で身体を温かくして、最後はいつものように「ふれあい丘の街」の合唱で
締めくくりました。

次回は年明け1月10日の第2火曜日です。 それでは少し早いですが、良い年をおむかえください。

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posted by 都筑区社協 at 17:06 | 11 荏田南地区