「安心くん」は、防災訓練に参加することが難しく、緊急時に対する備えがなかなか出来ない一人暮らし高齢者や身体に障がいのある方を対象に配布している「閉じ込められた時に使える防災グッズ」です。「避難」が難しい人にはどんな対策が必要か


この‘閉じ込められた時の対策グッズ=『安心くん』’が、なぜ視察の対象になるのか。
それは、安心くんの中身に「キャラメル」と「水」という賞味期限のあるものが入っており、それを定期的に変える必要があるからです。つまり、それの交換には訪問が必要で、見守り訪問のきっかけづくりに繋がっているのです。
日頃、人づきあいが苦手な方も、災害に関してはほとんどの人が危機感を抱いており、この「安心くん」は、訪問のきっかけづくりには適しているのかもしれません。
ということで、東本郷地区から視察があったわけです。
昨年は静岡県沼津市社協から。今年5月には浦安市の支部社協が研修にいらっしゃいました。
浦安では、早速この事業が開始されたそうです。また、綾瀬市社協でも23年度より「あんしん袋」を配布することが決まったようです

どの都市・地区でも、同じような課題を抱えているんですね。