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◆ 『どんぐりカフェ』いよいよ開始!
都筑区内8番目の認知症(予防)カフェ
として、『荏田南どんぐりカフェ』が
2月21日スタートしました
(“どんぐり”は地域にある公園の名前)。
強風の日でした。
位置づけは、区内初のカフェである
『荏田南ほほえみ交流カフェ』のサテライト
です。ほほえみ交流カフェは従来の会場が
エリアの最東端に位置していたため、
2キロ以上離れた西側の荏田南二丁目三丁目
からの参加者は1〜3名に止まっていたのが
実状でした。
これを解消しようというもので、会場には
最西端の荏田南三丁目自治会館が選ばれました。
やはり歩いていける距離は1キロ以内が適切です。
区役所の河口さま、区社協の桑田さま、
先輩のとんとんカフェの鈴木代表、
母体となったほほえみ交流カフェの小泉代表はじめ
スタッフの皆様方、みのり会かがやきクラブの
志村会長その他のみなさまの応援参加もいただき、
総参加人数39名でした。
◆初回の講師は地元でさまざまな役員を重ねてきた
城所辰男さん(88歳)の認知症老老介護の実際に
ついての体験談です。
初めて奥様の異変に気づいたのは、8年ほど前、
日課の散歩から帰ることができなくなりパトカーに
保護されたのがきっかけとのこと。
そして地域中核病院で診察を受けたところ
「認知症です」との診断。そこから老老介護の日々が
始まりました。
現在は症状が進行して老健に入所なさっていますが
(ご主人は毎夕、流動食を食べさせに施設に通っているとか)、
在宅看護のときはデイ(入浴)サービスから帰宅した
あとの洗濯やトイレの介助がたいへんだったとのこと。
ご主人も80歳を超えていて腰を痛めていらっしゃいます
(要支援2)。特に奥様は配達の宅食を完食していたら
体重が10キロ以上も増えてしまい、紙パンツも特大に
なったとのエピソードも。
私たちが避けて通れない老老介護の日々の苦労について
わかりやすく話してくださいました。
◆お楽しみコーナーではその城所さんがハーモニカを
吹いてくださいました。歌詞集もご準備くださって、
みんなで昔懐かしい数曲を合唱しました。
つづきジャズ協会の会長さんもなさっているとかで
トランペットも1曲ご披露くださいました。
多彩な趣味と人との豊かな交わりが城所さんを
いつまでも元気にしているようです。
地域との交わりは認知症予防に極めて有効だと、
お話を結んでくださいました。
そして何事か目標を決めていること。
今年も「ゆうばえのみち修復完成記念コンサート」
実現に骨を折っていらっしゃます。
特に「3ない(驚かせない、急がせない、
自尊心を傷つけない)」と、
「カキクケコ」が大切とお話し下さいました
(感動、興味、工夫、健康、恋)。
当日の様子です。




