去る11月21日(日)、荏田南小学校地域防災拠点において、荏田南地区の防災訓練が行われました。
毎年多くの方が参加している荏田南の防災訓練ですが、
今年は区内の障がい者、外国人も訓練に加わったほか、荏田南中学校や荏田高校の生徒さんがお手伝いしてくれるなどしてさらに増え、全体で約500人の参加者数となりました。
訓練内容もユニークでした。
今年の目玉は体育館内で行った
「みんなで寝てみよう!」です。
災害時荏田南小は避難場所となり、体育館に寝泊まりすることになりますが、一体どれくらいの人数が一度に寝ることが出来るのか?実際にはどうなの?という事はあまり把握出来ていません。
今回、参加者が実際に寝てみることでどれくらいの人数なら大丈夫なのか、周りの人との距離は、など検証してみようという点が分かりました。
写真をご覧ください。
ビッシリです。これで大体300人です。
荷物もない状態で、ただ寝るだけで300人ですから、実際には荷物などがあることを考えると
せいぜい150人くらいが限界だろうということが良く判りました。
終了後のアンケートを見ても、この訓練に対する評価は高く、「実際の事が少し分かった」「体育館で300人で寝ることがこんなに大変だと思わなかった」などの意見が出ていました。
他にも校庭での煙体験、バケツリレーや水消火器、資機材取扱い、緊急給水栓組み立てなどいくつもの訓練を行い、消防団の放水訓練を見学して訓練は終了となりました。
障がい者や外国人も一緒に混ざって訓練を行うことで、実際には様々な人が避難所で共同生活を送らなければならないということが伝わったと思います。
最後には中学生の握ったおにぎりと自治会役員さん達が作った豚汁をいただき、終了しました。
今後とも良い訓練を行い、実際の災害時に備えていっていただきたいと思います!
▲煙体験(煙は甘いニオイがしました)
▲給水栓組立訓練(これは荏田南中にあります)
▲水消火器訓練(消火器からは水が出てます)
▲バケツリレー訓練(山手線の様に2重になってます)
▲消防団による放水訓練(カッコイイ!)
▲資機材訓練(ジャッキや担架の使い方など)
▲終わった後には豚汁とおにぎりで暖まりました〜
posted by 都筑区社協 at 14:52
|
11 荏田南地区